プランマブロックの組み立て方 ②オイルシール向き

 現場担当者様向けにプランマブロックの組み立て方を解説する第2弾は、オイルシール(ZF)について詳しく説明していきます。オイルシール(ZF)向き

オイルシールZFの構造イラスト

オイルシールについて

プランマブロック用の代表的なオイルシールで、ZF型と呼ばれるます。口径部からグリースや油が漏れるのを防ぐほか、水や薬液の漏れ、ほこりや土砂の侵入からも守るオイルシールです。

(以下、NOK社ZF型の説明より)

【特長】
・転がり軸受用プランマブロックの台形溝に装着して使用する。軽微なダスト条件下では、ZT型を使用。
・機械製品に使用される潤滑油をはじめ、水、薬液、ガスなどが機械のすきまから漏れるのを防止。
・外部からほこりや土砂が侵入するのを防止。
・押し行程と引き行程での油膜厚さが最適となるように、オイルシールの接触圧力分布を決定。
・金属環にシールリップを構成する合成ゴムを焼付け接着し、運動している部分のシールが可能に。
【用途】
・転がり軸受用プランマブロックのグリースシール。

オイルシールの向きについて

 ZF型オイルシールは目的に応じてリップの向きを使い分けることができます。

オイルシールZFの向き

外向き

目的:外部からのごみの侵入防止オイルシール外向き          オイルシールを外向きでプランマブロックに組み込んだ場合

内向き

目的:グリースの漏れ防止オイルシール内向き          オイルシールを内向きでプランマブロックに組み込んだ場合

 

特殊なオイルシールについて

弊社では、一般的にZF型オイルシールを付属しておりますが、使用環境が過酷な場合や高速回転の場合は、用途に応じたシールをご用意しております。

ばね入りオイルシールMG型

ばね入りリップ構造により、ZF型よりも密封性が高く、粉塵などの使用環境が過酷な場合に仕様されるケースがあります。ベアリングを取り外さないでシール交換する場合や、軸端からシールが組み込めない場合に用いられます。

フエルトシール(Fi)

白フエルトを口径部の寸法にカットしたもので、高速回転にも順応しシャフトを傷つけない。送風機やタービン向けなど、高速回転時の納入実績が多数あります。

 

設計・品質管理担当

プランマブロックの設計ならびに品質管理を担当しております。多くの方に役立つプランマブロック関連情報を、定期的に掲載して参ります。